ESP32マウス(shota)マウス自作研修

shotaのマイクロマウス研修23 アートワーク完成

ESP32マウス(shota)

こんにちは、shotaです。
社員研修として、オリジナルマウスを製作しています。

[前回の記事]の続きで、アートワーク作成について書きます。

↓回路図はこちら
especial.pdf
※2シート目のソフト書き込み回路には間違いがあるのでご注意ください
参考:shotaのマイクロマウス研修17 回路設計⑤:ESP32ソフト書き込み基板と間違い
※この回路図は最新状態であり、これから貼るアートワーク画像と異なる部分があります

パターンの修正

前回でパターンを一通り結線しました。

しかし、まだとりあえず繋いだだけ、という状況なので手直ししていきます。

まず、表層にGNDラインを結線しました。また、部品のランドを基板端面から離しました。

次に、電源ラインを整えました。そうすると、なんと2層で結線できちゃいました。
ノイズのことを考えると4層構成にすべきですが、完全に個人的な趣味・興味で2層構成にしました
(4層じゃないと繋がらないって思ってたパターンが2層で繋がると謎の達成感がありますよね?

特に、今回の基板は面積が小さく、かつ配線も多いので、表層にベタGNDを引くことができません。
引いたとしても浮島だらけのGNDパターンになります。
(どう考えても4層にすべきですね)

[ノイズ対策.COM – 浮島を作らない]

次に電源ラインのパターン幅を修正しました。
1mm/A というよくある目安に従ってパターン幅を広げます。

[TI – 基板のパターンの持つ抵抗と電圧精度への影響]

基板の形状とシルクを整えます。
ケガ防止や他の物を傷つけないために基板の角を丸くします。

また、モーションセンサの加速度方向x,y,zを基板上部に記してます。
この矢印が基板の中心でもあるので、センサの調整が楽になりますね。

基板裏には回路評価用にテストランドを設けました。
テストランドがあると、ここに配線をハンダ付けできるので評価が楽になります。
しかし、実装面積を圧迫することと、ショートが怖いので、次回作からは省くかもしれません。

これにてパターンが完成しました!!!

Fusion360に取り込んで見るとこんな感じです。

モータマウントのネジ穴も一致しており、部品の干渉も無さそうです。

ソフト書き込み基板

ソフト書き込み基板のシルクやパターンを整えました。

え?「U13周りのシルクが被ってる」って?
もちろんそのまま発注しちゃいました。(完全にチェックミスです)

次回の記事

アートワークが完成したので、後は発注するだけです。

が、その前に、現実世界の方でマウスの地区大会に参加したので、その記事を書きます。

その後、基板発注とアートワーク作成の振り返り記事を書こうと思います。

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