DCマウス研修(移行中)

DCマウス研修[19] リフロー(2)

部品を置いていく DCマウス研修(移行中)

こんにちは、nomuraです。
前回の続きでリフローです。

前回はリフロー作業の前準備でした。今回も引き続きリフロー作業を見ていきましょう。

まずは塗りつけるはんだペーストを養生テープなどの上に出します。冷蔵庫で冷やしてあると固いので常温に出して少し置きます。常温に戻したペーストがこちら。適当な量を出します。足りなくなったらその都度出せばよいです。

はんだペーストを出す

ペーストの塗り付け道具は何でもいいのですが、RTではどのご家庭にもある一般的なmicroSD=>SDカードの変換アダプタを使用しています。端子のくぼみで余ったペーストを取り除くのに便利だとか?ペーストを塗りつけていくと、見た目でわかります。塗り忘れが無いように気を付けてどんどん塗っていきます。

はんだペーストの塗りつけ

はんだの量はステンシルの厚み分ぐらいが適当らしいので、窓が開いている部分にこすり付ける感じで塗ります。ペーストを盛りすぎると隣のピンとショートしたりあまり良いこと無さそうなので気を付けます。ペーストを塗り終わったら、もう一度塗り忘れが無いかをよく確認して磁石とステンシルを慎重に外します。手が滑ってペーストが崩れるとやり直しなので出来る限り慎重に作業します。磁石を外す時はズレ無いように指で強く押さえるのがコツの一つらしいです。

ペースト塗り付け完了

ステンシルを外すとこのようになります。両側のマウンタ基板は両面テープで貼り付けてあって、磁石を全て外した後でも横にズレ無いようにする工夫です。

はんだペーストを塗り終わったら、次は実装する部品をペーストの上に乗せていきます。小さい部品は手がプルプルして緊張します。

パーツを置いていく
今回は金属のピンセットで慎重に置いていきましたが、竹のピンセットとかも使うとなかなか良いみたいですね?置くときに手が震えてペーストを横に引っ張ってしまうと面倒なことになるので、慎重に慎重に…。細かい部品が多いのでデスクライトで明るくして作業します。
という感じに全ての部品を乗せて記念撮影。こんな感じになりました。

部品を置き終わった

と思って写真を撮った後にスピーカーを乗せていないのに気がつきました。危ない…。
スルーホール部品は表面実装部品を済ませた後に手ではんだ付けします。

はんだペーストを塗り部品を乗せ終わったところで、今回はここまで。
次回はリフロー装置でリフローを行います。

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