研修(移行中)

マイクロマウス組み立てトラブル例⑤

前回は下の写真にある上段のLEDと、回らないホイール側のモーターを半田付けし直しました。
まだ電気を通していないので、ちゃんと光るか回るか今の時点では分かりません。どきどき。

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今回は、写真にある下の2つの光らなかったセンサのLEDの原因究明です。

と言っても私に分かる訳ありません!(キッパリ)
困った時のアオキ師匠です。

私の基板を見て、「あ、トランジスタの向きが間違っている」と一言。
そして「ちゃんと説明書に書いていあるのに・・・ちゃんと読んでもらえない(涙)」と
恨めしげに仰います(笑)←反省の態度が見えない生徒。

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そして説明書には、ちゃんと書いてあります。「デジタルトランジスタの向きに注意」と。
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まさかこの4つが2つずつ違う方向だったとは。そこまでシッカリ書いて頂きたいものですな!
(※この部分を間違えた人は私を含めて2人しかいないらしい・・笑)

とは言え、足が3本あるトランジスタさん。
これを以前(トラブル例①)書いたように
「半田をモリモリ盛ってトランジスタを取り除いて→モリモリ半田を半田吸い取り機で吸い取り
→正しい向きで再度トランジスタを半田付けする」工程を繰り返さないといけないのです。

あっ・・・目眩が・・!!クラッ・・バタッ

でも私はそんなか弱い女性ではないし、週2勤務の中で営業企画の仕事と並行して
マイクロマウスを作り終えなければいけない!!目標はプログラミングも含めて年内!

やりますよ!えい、えい。
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とは言え3本足の半田を同時に温めてトランジスタを取るなんて、どんな芸当?
私にはさっぱり検討がつきません。

「3本足の間を全て半田で接合すれば大丈夫。見た目は芋虫みたいになるけど、
金属だから一箇所でも温めれば熱を通して、部品が取れる」とアオキ先生。

ほぉ〜、なるほど!!

それでは!モリモリ半田を盛りますよ〜。
3本足の間を全部半田で接合して芋虫状になりました。

これをやっている間「こんなに半田を盛って・・・はんだ吸い取り機で取り除くのは私なのに」
という、なんとも複雑な感情が芽生えてきます。

そんな感情と格闘しながら、ピンセットで・・半田付けされていたトランジスタを取る!!
それから半田吸い取り機でキュッポン!キュッポン!と先ほど盛った半田を取り除きます。

結構な半田量なので案の定、3本足をそれぞれ入れる穴が見えるまで綺麗に取り除けません。
う〜ん、しょうがない。

このモリモリ状態の半田を熱して、トランジスタの足を接合します。
えぇ、O型の適当さを遺憾なく発揮して、段々と適当な感じになってまいりました。

(その前に、センサのLEDが付かない原因になった「トランジスタの向きが逆」を
よーく注意して正しい方向であるか確認します!ここでまた間違える訳にはいかない!)

はい、できあがり!
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これで出来たつもりなのか!?とびっくりしているお顔がパソコン越しに見えます(笑)

さて、これで果たして本当に電気が通るのか!?
トランジスタはちゃんと仕事が出来る状態なのか!?

次回、確認してみましょう。

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