こんにちは、shotaです。
社員研修として、オリジナルマウスを製作しています。
[前回の記事]の続きで、アートワーク作成について書きます。
ソフト書き込み基板とエンコーダ基板
先にソフト書き込み基板とエンコーダ基板の作成に取り掛かります。
ソフト書き込み基板については、ほぼ完成です。
エンコーダ基板については、この後修正しました。
エンコーダ基板の配置を3D CADで確認
もともとエンコーダ基板はピンソケットを使って立てる予定でしたが、接触不良が発生しそうなので、
代わりに直接ハンダ付けで接続するようにしました。
3D CAD(Fusion360)に基板データを取り込んで、エンコーダの位置を決めています。
Fusion360で、上から見た図です。
この図の茶色い塊は1.5mm厚のエアギャップです。
エンコーダ[MA702のデータシート]によると、
The recommended magnet is a Neodymium alloy (N35) cylinder with dimensions Ø5x3mm inserted into
an aluminum shaft with a 1.5mm air gap between the magnet and the sensor (surface of package).… 磁石とパッケージの表面間には1.5 mmのエアギャップを設けてね
と書かれています。エンコーダと磁石の間には適切なギャップが必要なようです。
3D CADに合わせてアートワークを修正
エンコーダ基板の形状と配置が決まったので、アートワークを修正します。
エンコーダ基板には、メイン基板と接続するためのランドを用意しました。
(メイン基板との接続ランドが少し小さいように見えますが、、、そうです小さいのです(失敗))
メイン基板にも、エンコーダ基板を接続するためのランドを用意してます。
その後、ちょこちょこと修正して、エンコーダ基板はこうなりました。
部品番号は違いますが、同じ形状同じ配線の基板です。
これは量産が簡単ですね。(接続用のランドはもちろん小さいままです。)
全体としての進捗はこんな感じです。
ソフト書き込み基板とエンコーダ基板はほぼ完成です。
次はいよいよメイン基板の配線スタートです。
次回の記事
アートワーク作成の続きで、メイン基板の配線について書きます。