こんにちは、shotaです。
社員研修として、弊社が販売するマイクロマウス[Pi:Co Classic3]を動かしました。
前回は、マイクロマウス全日本大会に向けてやることリストを作りました。
今回は全日本大会の結果を書きます。やることリストの反省は次回書きます。
全日本大会に出場しました
2018年12月1日、2日に開催された[第39回全日本マイクロマウス大会]に出場しました。
競技者はゼッケンをつけます。私はB競技台の7番目に走ります。
初日は会場で練習できます。会場が明るいのでセンサ値が心配でしたが走行できました。本番も期待できそう・・・
練習後はマウスパーティに参加しました。ものすごい人数と料理の数です。
マウスパーティ恒例の田代杯です。ハーフマウスを走らせるイベントです。
シンプルに見えるけども、エンコーダの誤差が蓄積するので意外と難しい迷路(通路)。
2日目が大会本番です。クラシックマウスのB競技台で走行しました。
クラシックマウス競技では5分間で5回までマウスを走らせます。私のPi:Coはこのように走りました。
- 迷路探索
- 最短走行(失敗)
- 最短走行(失敗)
- 最短走行(成功)
- 時間切れのため走行なし
ギリギリセーフで最短走行を成功できました。結果は30.8秒です。A競技台では5秒台で迷路を走行しています。それと比べるとまだまだ改善できそうです。
大会の動画はこちらでご覧頂けます。
大会の結果はこちらに記載されています。
これからの活動について
大会も終わったので研修も終わり・・・ではなく、むしろここからが研修の本番です。2019年の大会に向けて、例年通りDCモータを使ったオリジナルマウスを作成します。
ハーフマウスにするのか、クラシックマウスにするのかは決まっていません。まずは、今回の大会を反省して、良かった点や改善点をまとめようと思います。
おまけ:マイクロマウス本が販売されました
オーム社から[マイクロマウスではじめよう ロボットプログラミング入門]が販売されました!著者はなんと株式会社アールティです。
表紙にはPi:Co Classic 3が載っています。この本はPi:Coを持っているとサンプルプログラムをすぐに動かすことができます。
本の中身は以下のとおりです。マイクロマウス以外のプログラミング要素についても丁寧に書かれています(私も読みましたが、Lチカをするまでに6章もかけてるので丁寧すぎる・・・)
- Chapter 1 ロボットプログラミング
- Chapter 2 Hello, Robot World!
- Chapter 3 マイコンの仕組み
- Chapter 4 C言語のおさらい
- Chapter 5 開発環境の構築
- Chapter 6 Lチカ
- Chapter 7 オリジナルモードを作ろう
- Chapter 8 タイマーについて学ぼう
- Chapter 9 モーターについて学ぼう
- Chapter 10 A/D変換について学ぼう
- Chapter 11 位置と速度制御の基礎を学ぼう
- Chapter 12 姿勢制御の基礎を学ぼう
- Chapter 13 迷路を走破しよう
- Chapter 14 マウスをさらに速く走行させるには
全日本大会の会場でも販売していました。マウス初心者だけではなく、上級者の方も購入していました。上級者の方は、マウスに対する考え方が正しいかどうか、本を読んで確認したいそうです。
[Amazon]でも販売されていますので、ぜひ読んでみてください。