DCマウス研修(移行中)

DCマウス研修[08] 回路図の作成

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こんにちは、nomuraです。
隔週更新になっていますが、ボチボチ進んでおります。
今回は回路図の作成についてです。

研修ではKiCadを利用して回路設計を行っています。
KiCadはオープンソースのプリント基板CADです。特に制限なくフリーで使用することが出来るのですが、高機能でマイクロマウスぐらいの回路(さらに大きなものでも)なら十分に設計出来てしまいます。日本語対応が充実していてトランジスタ技術などが特集していることもあり、非常に人気の高いソフトです。

さて、KiCadの紹介やHowToは他に譲るとして、どんな回路図を作成しているかですが…。

回路図

全体像はこんな感じになりました。
まだ買い物のCPUボードを差し込んで具合を見るためのプロトタイプです。モザイク部分は今後のお楽しみということで…。
機体名はfrogDBです、カエルです。

今回の場合、回路図を書く前にブレッドボードでテスト回路を組んでいたので、それを図面化する作業をし、そこに足りない部品を機能リストとにらめっこしながら追加していく感じで進めました。

簡単な回路は手書きやExcelなどで書いた経験があったのですが、このようにちゃんとした基板CADソフトで書いたのは初めてです。それっぽく書けているでしょうか??
色々なサイトで公開されている回路図の雰囲気を参考に書いてみました。
書き終えた後に社内で先輩にレビューを受けたのですが、7点指摘を受けました…。一か所だけ「これ、燃えちゃうよwww」と指摘された部分もあって焦りました。上図は修正した後のものです。。。
自分の回路はもちろんのこと、他人の回路図をチェックするには部品に対する知識が必要だったり、設計意図を汲み取れたりしないと難しいですね。自分もいつかレビュー出来る側に立てるよう精進していこうと思います。

今回はこのあたりで。
次回はこの基板を発注するためにフットプリントの関連付けとプリントパターンの作成に挑戦します。

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