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持ち運び用クラシックマウスフィールド製作2(岩本)

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こんにちは岩本です。

前回に引き続き、フィールド製作です。

前回作ったver.1のダメだったポイント
 1.重りを置かずに外に出しとくとそり返る。
 2.板厚厚すぎて、キャリーケースにあまり入らない。
 3.凹みやすいリスクがある。
 4.ダボの穴位置たまにミスってる(加工時のそり返り・バリの影響でずれたようです。)

上記の問題を解消するために材料を見直しました。
材料は、やはり初心に戻りベニヤ板にすることにしました。強度はファルカタ材よりありますし、板厚も薄くできます。
取り敢えず、容積を稼ぐため板厚は2.5㎜の薄いタイプにし、屋外に出す予定もないので、安いラワンT2の方にしました。
また、板は嵌めあいの時に誤差で隙間が出来るのを予防するため、□360と□359の2種類あったほうが良いです。
なお、ホームセンターでカットしてもらった板材は若干寸法が出ていないので、紙やすりで微調整します。

木工ボンドで板を張り合わせたら、穴位置はいつもの様にジグ使って、φ9ハンドドリルでどんどん開けていきます。
ちなみに、結構張り合わせる難易度が高かったです。木材の端材で簡易的なジグを作って位置決めをしましたが、結構ズレて、鉋や紙やすりで調整しました。
今回は穴をジグで加工していますが、ホームセンターなどで、ワークの大きなレーザー加工機とかを借りれるなら、穴位置が決まるので、その方が綺麗に張り合わせられると思います。

普通に薄いベニヤ板を使うと半端なく反りかえってしまいますが、ベニヤ板の繊維の向きを交互になるように重ねて接着すると結構とそり返らなくなります。
今回は縦横縦と3枚を重ね合わせて、7.5㎜の板にしました。ファルカタ材の時と比較して-4.5㎜サイズダウン出来ました。
また、ダボの穴位置問題を解決するためにベニヤ板を接着する時に、5㎜程ずつずらして接着することで、嵌めあいを作りました。(いわゆるフローリング板の様な構造です。)
これにより、ダボも減らせるので、加工の手間が減りますし、部品点数が減るので組立時間も多少減らせます。

最後に柱の高さが約10㎜ある為、高さを上げる必要があります。
高さを稼ぐために足をマジックテープで取り付けようと、試しにメスのマジックテープを張り付けてみたところ、すごく丁度いい高さになったので、取り敢えず完成としました。
もう一つ、マジックテープにした理由は、重ねて持ち運ぶ時、板同士の緩衝材にもなると考えたためです。
しかし、足を取り付ける必要がなくなった今、滑り止めのゴム系でも良かったかも…。まぁ、それは、今度試します。

これで完成です。
取り敢えず、ケースに6枚入れてみた感じこんな感じになりました。
結構余裕があるので、9枚余裕で入りそうです。

今の所外に放置していてもそり返ってきません。
段差も全面嵌め合わさっている為全く出来ませんし、ある意味大会フィールドより綺麗かもしれません。
こんなぬるま湯フィールドで調整していたらもしかして、大会フィールドで段差に泣くことになるかも…
まぁ、それは置いといて、皆さんも是非、作ってみてください。

◆使用材料
・ベニヤ板t2.5mm(ラワンT2)
・木工用ボンド
・ニッペホームプロダクツ製 水性フレッシュワイド【つやなしブラック】
・適当なアルミ(ジグ用)

◆使用道具
・cnc
・紙やすり(+端材の角材)
・鉋
・ハンドドリル(φ9ドリル)

以上。今回はここまでです。

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